2012年間行事
M A R U M I C H I - E V E N T - G U I D E

月。まだまだ、日中は厳しい暑さが続きますが、日が落ちると、秋の気配が....。道ばたのコスモスも、それ出番だといわんばかり、すごい勢いで咲き誇っています。


9 月のデータ:平均気温 23.2度、平均降水量 179.8mm

9 月の行事


  • 9 月 7 日 ------------- 白露
    *二十四節気の1つ。大気が冷えてきて、露ができはじめるころとされています。
  • 9 月 9 日 ------------- 重陽の節句(菊の節句)
  • 9 月 11 日 ------------- 二百二十日
  • 9 月 16 日 ------------- 敬老の日
  • 9 月20 日 ------------- 彼岸入り *3月を参照してください。
  • 9 月 23 日 ------------- 秋分の日 *3月を参照してください。。
  • 9 月 26 日 ------------- 彼岸明け *3月を参照してください。
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重陽の節句(菊の節句)について - ちょっとお勉強してみましょう。

重陽の節句といわれてもなじみのない言葉です。 日本で季節を表わす特別なことばで五節句のひとつとされています。(8月を参照してください。)

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漢数字の「九」は陽」をあらわす漢字(一、三、五、七、九の事)の1つで「九」は陽数の一番大きい数であり、 「9月9日」はこの一番大きい陽数が重なるたいへんおめでたい日(重陽)とされています。 菊の花を飾ったり、お酒を飲んで邪気を払い長寿を願う日とされていて、「菊の節句」ともよばれています。 陽を表わす漢数字が重なる日が五節句とよばれています。

 

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十五夜について - ちょっとお勉強してみましょう。
旧暦8月15日の夜(今年は9月19日夜)に満月を観賞する行事です。 旧暦の秋は7月が初秋、8月が中秋、9月が晩秋といい、十五夜の月を仲秋(中秋)の名月ともいいます。 仲秋の名月を鑑賞することは9世紀末ごろ中国より伝来したといわれています。
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ただし、一般庶民にまで広まったのは江戸時代になってからのようで、江戸では隅田川や深川、品川、高輪、駿河台あたりが 月見の名所として知られていたようです。 日本では、畑作物の収穫の行事になったようで、関西から中国地方を中心に月に里芋を供えることから芋名月ともいいます。 芋類の収穫祭だったとも考えられています。

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十五夜から約1か月後の旧暦9月13日を「十三夜」といい、十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものとされていました。 十五夜だけでは「片月見」といってよくないこととされていたのです。
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十五夜にとってススキ(カルカヤ)は欠くことのできない植物ですが、これは秋の七草のひとつにも なっています。 ススキは屋根を葺く素材として大量に利用されるなど、人びとの生活に有用な植物として位置づけられてきました。また、ススキと一緒に季節の花を供えるところがあり、シオン、オミナエシ、野菊、ワレモコウなどがよく利用されて います。
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十五夜は旧暦8月15日の行事ですから、現在の新暦では年度によって十五夜の日が変わり、早い年で9月上旬 から、 遅い年では10月までずれ込むことになります。この時期は台風到来の時期でこれにぶつかったり、遅い時期に十五夜にぶつかった場合 これらの花がなくなってしまう年もありました。
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十五夜は全国各地でさまざまな伝承があり、これらを調べてみるのも面白いと思います。
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敬老の日について - ちょっとお勉強してみましょう。
敬老の日は、お年寄りを敬うための日です。 「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として1966年に国民の休日に制定されました。
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ここ近年、「敬老の日」商戦という言葉がよく聞かれ出しました。 お花屋さんも「母の日」に次ぐイベントとして力を入れ出してきています。

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8 月